Gemini PDAをマルチブートにする

Gemini PDAをAndroidとLinuxのマルチブートにする。

以下の記事を参考に無事完了。

Gemini PDAをLinuxとAndroidのマルチブートにしてみる - Mono Works

いくつか悩んだところをメモ。

Gemini versionは普通のX27。Boot1はDebian、Boo2はAndroid、Boot3はRooted Androidを選択。

※Rooted Androidをroot化するにはMagisk Managerをインストール。→後述

Gemini Partition Tool - Android/Linux

手順に従ってFlashToolWindowsでScatter fileを読み込んだが、チェックがつかない。

Smart Phone Flash Tool(Runtime Trace Mode)

Gemini_x27_A24GB_L32GB_Multi_Boot.txtのファイルと同じ場所に、

× ダウンロードしたファームウェアのZIPファイルを置く

〇 ダウンロードしたファームウェアのZIPファイルを展開して置く

でした。

NVRAMパーティションのバックアップで作成されるNVRAM0ファイルは、FlashToolWindowsと同じ場所なんですね。

再起動するとDebianが起動。

ユーザ：gemini

初期パスワード：gemini

QTerminalを起動し、ロケールを日本語に変更

sudo dpkg-reconfigure locales

で

ja_JP.UTF-8

を選択して

sudo reboot

Magisk Managerをインストール

1. Boot3(起動時にEsc+銀ボタンを画面が表示されるまで長押し)でAndroidを起動。
2. 開発者向けオプションを有効化。USBデバッグの有効化。
3. PCとGemini PDA(向かって左側のUSB)をケーブルで接続。
4. adbコマンドでインストール。

   adb install ～\MagiskManager-v7.1.0.apk
   Success

5. Magisk Managerを起動してセットアップを実施。
6. Root Cheker Basicなどによりroot化をチェック。→root
7. Boo1でAndroidを起動し、root化チェック。→非root

root化の以前の情報

 root化に際して、「boot-verified.imgを上書きする」という情報がありますが、以前の情報となります。

http://support.planetcom.co.uk/index.php/AndroidSupportOld

https://support.planetcom.co.uk/index.php/Android_Flashing_Guide

今はGemini Partition ToolでRooted Androidを選択してダウンロードすると「root_boot.img」が含まれています。

http://support.planetcom.co.uk/partitionTool.html

FlashToolに読み込ませるGemini_x27_AxxGB_LxxGB_Multi_Boot.txtにもRooted Androidを選んだブートに「root_boot.img」が割り当てられています。

- partition_index: SYS32
  partition_name: boot3
  file_name: root_boot.img
  is_download: true
  type: EXT4_IMG